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平成18年 第1回定例会(第5号) 名簿 2006年03月13日
平成18年 第1回定例会(第5号) 本文 2006年03月13日

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  1. 六ヶ所村議会 2006-03-13
    平成18年 第1回定例会(第5号) 本文 2006年03月13日


    取得元: 六ヶ所村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 議長(大湊 茂君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員数は18名であります。  小泉 勉議員木村常紀議員からは欠席の通告がなされております。  定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。  日程第1、議案審議を行います。  議案第37号を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。企画担当理事。 企画・防災部門理事海津清美君) それでは、議案第37号第3次六ヶ所村総合振興計画基本構想の策定についてご説明いたします。  第3次六ヶ所村総合振興計画基本構想を別紙のとおり策定したいので、地方自治法第2条第4項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  提案理由でございますが、現行の第2次六ヶ所村総合振興計画基本構想目標年次への到達に伴い、平成18年度から平成27年度までの10カ年を計画期間とする第3次六ヶ所村総合振興計画基本構想を策定するため提案するものでございます。  内容につきましては、別紙として配付いたしてございます第3次六ヶ所村総合振興基本計画構想によりご説明を申し上げます。  なお、別途に資料といたしまして、基本計画を配付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、この別紙の方の基本構想の資料をごらんいただきたいと思います。  まず、1枚めくっていただきまして、目次のところでございますけれども、ここでは計画全体の構成について記載してございますが、本計画は第1編序論、第2編基本構想、第3編基本計画で構成されております。  第1編の序論は、計画策定の目的、構成、期間でございます。  第2編基本構想は、第1章から第6章で構成されています。  第3編基本計画は、第1章から第7章まででございます。  1ページをお開き願います。
     まず、序論、計画策定の目的、構成、期間についてご説明いたします。  六ヶ所村では、これまで昭和62年度に策定された六ヶ所村総合振興計画及び平成7年度第2次六ヶ所村総合進行計画に基づき、村の発展と住民福祉の向上を目指して村政に努めてまいりました。現行の第2次六ヶ所村総合振興計画基本構想目標年次への到達に伴いまして、将来の新たなまちづくりを推進していくために、第3次六ヶ所村総合振興計画を策定するものでございます。  2ページをお願いいたします。  計画の構成でございますけれども、本計画は、基本構想基本計画から構成されております。  計画期間でございますが、平成18年度から平成27年度までの10年間といたしております。  次に、基本構想の説明に入りますが、4ページから基本構想になってございますけれども、第1章から3章までは割愛をさせていただきまして、第4章からご説明いたします。  16ページをお願いいたします。  16ページは、六ヶ所村の今後の方向性でございます。  今回の第3次六ヶ所村総合振興計画は、村の今後の方向性として、以下の5点を重視して策定をいたしております。  まず、(1)これまでの成果の有効活用。ソフトなサービス・活動の充実であります。  (2)土地資源有効活用であります。  (3)将来のインパクトの見極めであります。  17ページの方に入りますが、(4)民間主体取り組みと内外の交流・連携の促進であります。  (5)住民主体住民参画取り組みの拡大でございます。  これらの五つの柱を村の今後の方向性として重視し、策定をしております。  18ページをお願いいたします。  第5章村の将来像、第1節まちづくりの将来像でございます。  村は、第2次六ヶ所村総合振興計画において、共生のまちを将来像に掲げ、各種の施策展開を図ってまいりました。第3次六ヶ所村総合振興計画を策定するに当たり、今後の村の目標を、共生のまちからもう一歩進んだ段階に置くことといたしました。そして、村章に込められたメッセージでございます。躍進、発展、協和を踏まえ、村の将来目標を躍進、発展として、村の将来像を自然が彩る豊かな未来を拓く躍進・発展のまち、人と文化を育み科学と産業がはばたくと定めたものでございます。  19ページでございますが、19ページにつきましては、キャッチフレーズの説明でございます。  自然が彩る豊かな未来を拓くは、村の理想的な暮らしを意味しております。躍進、発展のまちによってもたらされる未来は、豊かな自然に囲まれながら、経済的、精神的に豊かで、安全安心が確保された暮らしであり、これを村における目標として定めたものでございます。  躍進、発展のまちは、村の未来のイメージであり、これまで以上に発展し、活発な活動が営まれるまちであります。高度な研究や経済的な営みによって発展することに加えて、経済的な恩恵を礎に、さまざまな住民活動が年齢、性別を問わずに行われる躍進、発展するまちを目指します。躍進、発展するまちを目指すことを将来像の中心に据えることといたしました。  人と文化を育み科学と産業がはばたくは、村の中心的な取り組みを意味しております。  人は人材の育成、文化は精神を豊かにする活動、科学は高度な研究実践、産業は経済的な発展を意味しております。これからますます村が発展していくために、欠かせない中心的な取り組みでございます。人、文化、科学、産業の4分野を将来像に記載することで、今後の重点的な取り組みをアピールし、住民福祉の増進を図ることといたしております。  20ページをお願いします。20ページ、第二節の目標とする将来人口でございます。  本村では、むつ小川原開発及びクリスタルバレイ構想など、着実な進展によって、今後ともエネルギー関連研究施設等の立地や、民間事業所の進出に伴い、転入者の増加が期待されます。こうしたことから、平成27年度の目標人口を1万5,000人といたしたものでございます。  次に、21ページをお願いいたします。  21ページ、第6章施策の大綱、第1節施策の体系でございます。  村の将来像を実現する方策として、七つの体系で構成してございます。  まず、体系ごとに簡単にご説明いたします。  (1)夢と活力のある産業づくりでございます。  地域の自立を支える多様な産業の振興と立地を目指しまして、ここに掲げてございますように、1)環境と調和した活力ある第一次産業の振興から、4)世界に夢を与える新たな研究機関立地促進、この四つの施策展開を図ってまいります。  次に、個性あふれる人、文化づくりでございます。  地域の個性を守り育てる文化と人材育成を目指し、1)の子供が健全に成長する環境の確立から、4)世界の文化に触れる国際的な交流の推進、この四つの施策展開を図ってまいります。  次に、だれもが豊かに暮らせる健康づくりでございます。  住民の暮らしと健康を守る福祉と医療の充実を目指し、ここにございます1)の健康づくりの推進から4)大規模開発に伴う新たな医療体制の構築、これら四つの施策展開を図ってまいります。  22ページに入りますが、(4)災害の憂いをなくす安全づくりでございます。  地域の安全を守る防災、消防、防犯体制の強化と技術を目指し、1)自然防災体制の強化から5)の国民保護法まで、五つの施策展開を図ってまいります。  次に、(5)大切な自然を守る環境づくりでございます。  持続的な地域社会を構築する生活、産業と環境の共生を目指し、1)の自然環境まち並み環境の保全から3)の農業等における環境負荷の軽減、これら三つの施策展開を図ってまいります。  次に、(6)快適な暮らしをつくる都市づくりでございます。  地域社会の未来を拓きつくる都市基盤の充実と都市開発を目指し、四つの施策展開、ここに掲げてございます。組織的居住環境の整備、4)の研究施設等の立地に伴う都市開発の推進、これら四つの施策展開を図ってまいります。  次に、(7)時代に対応した行政づくりでございます。  分権型社会に対応できる行財政運営の推進を目指し、1)の自主的自立的な財政運営の推進から3)の行財政情報の公開と住民参画の推進、これら三つの施策展開を図ってまいります。  以上、概要説明を申し上げましたが、施策の具体的な内容につきましては、次のページ、23ページから30ページに記載してございます。ここでは説明は割愛をさせていただきたいと思います。  以上、簡単に概要を説明申し上げました。以上でございます。 議長(大湊 茂君) 説明が終了いたしました。  これから質疑を行います。12番。 12番(附田義美君) 議長にお願いを申し上げかつ、また同士全員がご理解いただきたいなと思いますが、執行者から議案提出があるわけですけれども、議案の中の説明省略というのが非常に我々議員の中から声が大きくて、省略省略ではしょっているわけですけれども、私はせっかく、やはり議案提出されているわけですから、私ども全員そしてまた一部から省略という声が出ると、説明を求めるというのがなかなかここにおいてちょっと控える部分もございますので。もう1点は、理事さん初め課長さんたちも、各課で提案している議案をお互いに一緒につくるということも大事ではないのかな。皆さんも目を通していると思いますけれども、そして、人事異動その他がなされたときに、各自の事業がお互いに把握、内容まで入ってくるというふうなことも一つだと思います。  私が一番問題にしているのは、せっかく我々の議会というところに、傍聴にわざわざ忙しい中をかけ参じて傍聴をしてくれている皆さんにも、やはり行政が提案した議案を説明を受けて、そして傍聴人の皆さんにもお聞きいただくというのも一つかなと、私なりにそういうふうに考えましたので、今後の取り計らいを議長さんにお願いをして私の質問を終わります。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) こうして全体を見てみましたけれども、非常によくできているなと思います。例えば今理事の説明にもありましたけれども、この共生のまちから躍進と発展のまちというバトンタッチといいますか、その辺のリレーがうまくできているのではないかなと。また、この大綱においても非常に開かれたといいますか、意欲のある振興計画だとそういうように評価しております。  そこで、せっかく見えたので、今12番議員からありましたけれども、説明を受けた、せっかく提案されたわけですから、私なりにちょっと簡単に説明を求めたいな、こう思っております。  ただ、担当課皆さんには、なかなか基本計画の方まで見れなかった、こういう点では皆さんに申しわけない。そこで、基本構想の振興の総体を今説明された中で、聞く場合に、ややもすればそちらの方で説明があったのかもしれません。そのときは、一つご勘弁をいただきたいなと、こう思います。  まず最初に、4ページであります。  企画の理事に説明を求める前に、いわばこの財政、それから三位一体という言葉が大変使われておりますので、まず最初に財政課長から、このことについての状況をちょっと聞いてから質問したいなと。  財政課長、ここに出ております我が村のこの行財政改革、ずっと私たちがいるときからやっているわけでありますから、今回特に国がてこ入れして、国が一生懸命この三位一体を打ち出してから、我が村に対しての教育あるいは福祉、その他の補助金等においても多少なりとも減額、影響があっているものと理解しているが、その辺はどうですか。 議長(大湊 茂君) 財政課長財政課長桜井政美君) お答えいたします。  うちの方については、平成8年から今まで不交付団体となっておるわけでございまして、これからも続くのではないかなと予想しております。18、19年ごろまでは税制が落ち込んでいくわけでございますけれども、それ以降は今の再処理の関係で、試験等まだ導入されておりませんけれども、それによっては税収が増収になるのではないかなと見込んでおるところでございます。  交付税の関係では減額になっておりますけれども、その他の財政状況につきましては、教育の関係、福祉の関係についてはそれなりに増額になっているところでございます。以上です。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 財政課長、質問しない方も答えてくれるのは、これはありがたい話です。健全財政だということはいいことだ。国の今三位一体改革によって、いささかも教育予算とか補助金とか、福祉関係とか全くないということ、税とかあるいは補助金が軽減されているというようなことはないということか。 議長(大湊 茂君) 財政課長財政課長桜井政美君) 教育関係では教員の関係、これは講師の関係です。それらについては村負担となっております。それから、保育所の関係、公立保育所僻地保育所もこれから出てくるのではないかなと思いますけれども、村の持ち出しとなって、影響はあると思っております。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 私、今肝心なことを聞いているんですよ。今現在国が進める三位一体行財政改革を進めているわけでしょう。三位一体を掲げているわけだ、国は特に。そういうことで、我が村にいささかの軽減措置、いわばその影響がないのかということを聞いているんです。 議長(大湊 茂君) 財政課長財政課長桜井政美君) 先ほど説明したとおりでございまして、それらのものにつきまして、若干補助金の削減なんかが出てきておりますので、影響があると思っております。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) そこで、企画部門の理事にちょっとお伺いしますけれども、ここの4ページの下から3行目のところですか。財政的に極めて恵まれた環境にありましたと。前段財政課長の説明を聞いていると、今なお心配がないと。ありましたとなれば過去形であって、現在は大変困るよと。ややもすればそういう理解をせざるを得ない点もあるわけですから、この辺の文章表現がどうかな。次の行に、補助金削減も考えられることからと、こうある。考えられることから、もう補助金の影響が出ると財政課長、答えているわけでしょう。この辺の表現は、現況を把握する担当課が一番よく知っているわけですから、その辺を的確にとらえて、表現もきちんとした方がいいのではないか。そういうことをまず1点申し上げたいと思いますが、企画の理事、これはいかがですか。 議長(大湊 茂君) 企画部門理事。 企画・防災部門理事海津清美君) 今、財政課長がご答弁申し上げましたとおり、既にそういった補助金削減等の影響があるということでございますので、ここの文章表現は考えられるということで、将来的なことを申し上げておりますけれども、確かに現状でもそういった状況にあると思いますけれども、将来にわたっては、やはりさらにそういった影響が考えられるというふうな、さらにそういった見込みが予想されるというふうな意味合いで、そのような表現を使っております。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 理事も苦しいようでありますから。その辺内部で検討して、私の言っているのが、まあまあそれはそのくらい言わなくてもいいでしょうよと、これで十分だよということであればそれはそれでいいですから、二度とその質問はしませんが。ただ、でき上がってからまずかったなとなるというと、これ議決した事項ですからそう簡単に直せないという面もあり、また今後に我が村のこういったものを見たい、ちょうだいという人が来ると思うのでありますから、その辺を案じて今質問しているわけであります。  それから隣の5ページ。ここに経歴を書いた。経緯を。10年のところに全総経過、いわばグランドデザインのことでありますけれども、閣議決定。これは我がむつ小川原はこの中でどういう位置づけをしていたかなという思いがしますので、この辺理事、もしわかっていたらお知らせしてください。 議長(大湊 茂君) 企画理事。 企画・防災部門理事海津清美君) むつ小川原開発閣議決定口答了解というところでございますか。(「はい。10年。グランドデザインができたでしょう。全国総合計画。その中でむつ小川原のとらえ方というのはどうとらえ方をされていたのかということです」の声あり)  申しわけございません。ちょっと資料がございませんので、後でお答えいたしたいと思います。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) それから14ページ。ここは基本構想といえば、人口フレームそのものは絶対なる基本になるわけでありますから、そこのその他。4,500人というのは将来構想となっているけれども、これは何をどう計算したのか。いわばどういうところをカウントして4,500人というぐあいに想定しているのかわかったら教えてください。これ、基本計画があるかもしれませんよ、この辺が。 議長(大湊 茂君) 企画理事。 企画・防災部門理事海津清美君) お答えいたします。  まず、14ページのこの尾駮地区における人口フレーム計画人口でございますけれども、既存集落あるいはレイクタウンの1,300人。これは現在の人口でございまして、定住促進緊急整備地区、これはレイクタウン北側、これは1,000人は見込まれている定住人口でございます。その表の下段にその他とございますけれども、その計画人口が4,500人というふうになっておりますけれども、この4,500人につきましては、今後尾駮地区において市街地開発等が進みまして、将来的に市街地を検討する区域が整備されたという、仮定でございますけれども整備されたとすれば、4,500人の計画人口が見込まれるという将来構想でございまして、私どもの今10年間の計画期間内に、それが居住するというふうな計画人口ではないというふうなことで、ご理解をいただきたいと思います。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 計画人口ではないと今言われたようだけれども、そうすると構想の人口フレームの中に4,500人については、これはただ参考のために載せたということかな。例えばこれ8,100人になるとすれば、将来人口1万5,000と見ていましたな。そうすると、後に6,900人しか人口がない。これは既存集落になってしまうけれども、仮にあったとしても、精査はしていないけれども、あったとしてもほぼいっぱいか減少するという傾向になるのではないかと思うけれども、その辺偏らないように、その辺もきちっとやはりやらないと、各地域なりせっかくの大綱の中でいろんな都市基盤とか何かを整備しているわけでありますから、そういうことを考えれば、その辺の人口フレームは、これからも機会があったら見直しするなり、あるいは見直ししなければしなくてもいいけれども、篤とそこを計算されるように一応そこは要望しておきます。  それから、18ページ。私が間違っているとしたらそれはそれでいいですが。まちづくりの将来像の中で、小川原湖や尾駮・鷹架の泉、これも辞典を引いてみましたけれども、これは専門用語みたいなそういったもので、もしとらえられるとすれば、それはやむを得ないとしても、大体泉というものは湧く、豊富な水をたたえてそれを利用したいという意味に寛大に解釈すれば、そういう意味に使っているかもしれませんが、この六ヶ所村の尾駮、鷹架の沼を泉というのはどうかなという気がしてならない。その辺も前段申し上げたとおりで、私が言っているのが間違いであれば、それはそれでいいですが。  そして、次だけはどうもぴっとしない。そして、大海原に囲まれたとあるけれども、辞典を見てみれば、海原とは海とありますな。大海原ですから恐らく太平洋のことを言うのでありますけれども、これは見る人がみたら、これをせっかくちょうだいしたと。六ヶ所村というのは大海原、太平洋に囲まれているんですなと直観すると思うんですが、どこをどう囲まれているか、私はこの辺が理解に非常に苦しむ。その辺、ひとつぜひともご検討をしてほしいなとこう要望しておきます。質問というぐあいに、説明をあえて求めません。  それから、29ページ。私はこれは持論でしょっちゅう申し上げているところでありますけれども、私は余り振興や開発もそこに、中心市街地をつくるのも、これも目玉として当然必要でありますけれども、29ページの都市的居住関係の整備の中で、またというのがあります。千歳平北地区については、来訪者を対象とした歓迎機能や生活・福祉等の分野で魅力とゆとりを創造する機能など、むつ小川原開発地区における開発の進展と時代の要請にこたえ得る機能の導入、展開を図りました。こうありますが、これの見通し。これどういうことだか、少し具体的にもしわかれば説明願いたいなと思う。 議長(大湊 茂君) 企画理事。 企画・防災部門理事海津清美君) 千歳平北地区B住区でございますけれども、先生ご承知のように、ここは2次計画におきまして、工場の操業に伴って増加する事業者等に向けた都市市街地の建設ということで、居住区に位置づけられているわけでございますけれども、六ヶ所村では平成13年度に六ヶ所村B住区のあり方に関する調査というものを行っております。その中で、居住条件のニーズや宅地開発コストなど考慮して、住区以外での活用を図るというふうな方向づけをしておりまして、歓迎滞在機能とか、歴史的保全機能福祉医療機能カルチャー機能など導入すべき機能として、整理をされているところでございまして、そういったことを踏まえて、素案では千歳平北地区については、来訪者を対象とした歓迎機能と、先ほど申し上げましたようなことで、魅力とゆとりを創造する機能などをむつ小川原開発地区における開発の進展と住民の要請にこたえ得る機能の導入展開を図るという、そういうふうな方向づけをしてございます。  具体的な中身につきましては、まだ今後の検討課題でございますけれども、こういった村の基本的な考え方のもとに、このB住区の活用について、これは県の方とも調整を図りながら進めていきたいというふうに思っております。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) いろんな経済情勢、あるいは国際情勢もそういう中で、ここの場合のとらえ方というのはなかなか苦難しているだろうなと、こう理解はしておりますが、できるだけ真剣にかつ具体的に、でき得れば早急に対応して、あそこの移転された地域の方々にこたえてほしいなと、こう思っております。  それから最後になりますけれども、この将来人口、また触れますけれども、いわばいろんな大綱の中でも立派な都市基盤とか、あるいは産業、あるいは文化、そういったものをつくる、こういったことでありますが、いかんせんこれも大変だと思うんですが、10年たって1万5,000ということは、いささか寂しいなという気がしてなりません。これだけの総体的な立派な振興計画をつくっていながら、どうも人口フレームだけが寂しいなという気がしてならないのであります。  そこで、よその町村を見ますというと、1万5,000というと今の隣の野辺地が1万七、八千ぐらいあると思うんです。そうするとまずそれにも満たない。それがこれだけの都市基盤とか、豊かさを求めるための快適な生活環境を求めるための基盤整備はいいのでありますが、投資は10倍も投資をしている計算になるんですな、これ計算しますと。ですから、後々それがいわば俗に言う負の遺産のような形にならなければいいけれども、その辺がちょっと先行き心配でならない。例えば、同じ村でも滝沢村なんかは4万幾らの人口がありますから、これはもううちの方の市と同等の人口を抱えているわけですから。しかも我が方みたいにサイクルの固定資産に依存するのではなくて、あそこは所得の方に依存するのがかなりあるんです。いわゆる人口があるわけですから。そういう点では我が村が、ちょっとこの将来的に心配が残るなと。こういう思いでとらえております。  さて、そこで村長。ちょっとここで、村長にお聞きしたいわけでありますが、30ページ。これだけの都市基盤整備をして、これだけの投資を投入するわけでありますから、この長期的な課題として、30ページの行政組織の見直しですよ、2)。そこの真ん中あたりに長期的な課題として市町村合併のあり方を検討しますと。これだけ合併の問題が終わっているわけでありますけれども、何となく寂しい。かといって、今すぐがそれこそ合併するという機運でもない。村民の意識調査等を踏まえればです。そこで、ここの長期的な課題として、これは長期構想は私が申し上げるまでもなくて、実施計画、それから基本計画、それから10年を長期計画というわけでありますが、この10年間の中で課題として市町村合併のあり方を検討しますと、こういうことですか。それともそれ以外の策ということですか。その辺、村長から一つご説明願います。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) では、ただいまの合併についての質問にお答えを申し上げたいと、こう思っております。  たしか2002年の9月の全協だったと思いますが、例の合併特進法、二つのことを決めてあります。一つは、特例法限内には時期尚早ですよと。しかし、将来は避けて通れない課題でありますと。こういう部分を決めて、自分もその線に沿って現在も対応してまいりたいと、こう思っています。  現在、17年4月から新特例法がスタートして、早いうちに県の方からさまざまな形での意見とか指示があるのかとこう思ったら、まだその構想が出ていない。そういう状況であります。自分としては、今新特例法がありますので、何としても新特例法の期限内にという方法は考えていきたいと思って、そういう考えで対応してまいりたいと、こう思っています。以上でございます。
    議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) これだけの規模、財政を持って村をつくろうとしているわけでありますから、くどく申し上げるとおり、その割合に人口が寂しいということであれば、この合併については、今村長が申し上げたとおりかもわかりませんけれども、的確な判断、的確な対応をしてほしいなと、こういう思いです。  もう一つ聞きますが、そうすると第2次の特例法ができた場合には、我が村のこの長期的な27年の以内となるのか、それ以降をにらんでいるのか。その辺、大体村長わかっていますか。新特例法ができた場合、今の特例法の期限というのはいつごろになっているのか、その辺目標はわかりますか。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) お答えを申し上げますが、新特例法は今のところ5年ということですので、その5年の期限内に、これは相手があるわけですので、自分の方の思うようにいくのかどうかとか、そういう部分がありますが、その5年、もう1年過ぎたわけですが、あと4年、この範囲内にそういう状況がもし来れば、これ当然議会等も、村民の意識調査等をして対応してまいりたいと。自分ではそう思っています。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) ちょっとくどい質問になるかもわからないが、ここであえて長期的な課題としてというのはいいのであります。この長期構想は27年でいくと。新しいものができれば5年という、この範疇に入ってしまうわけです。そうすると、これは1行に満たらない状況にありますよ。もう少し何かその辺をリアルに、村民にやはりわかりやすいといいますか、うんそうなのかと。今急にはできないけれども将来できるのか。将来も将来、近いものができた中で検討するんだなというぐらいは、検討してもできないことがありますから。そういうぐあいに、もう少しこの辺の文章表現というのは、具体化。いかに振興計画といえども、基本構想の議決要件でありますから、私はその辺ちょっと、少し具体的に積極的に表現してもよかったのではないかなと思っております。以上で、私は終わります。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) おはようございます。  基本構想基本計画については、二、三お聞きしたいんです。  まずこの構想、計画までのつくる時間とかかわった多分コンサル会社も入っているかと思うんですが、コンサル会社だけでやったのか。あと、それから役場の意見がどの程度反映されてここまで来たのか。まず、それについてちょっとお尋ねしたいと思います。 議長(大湊 茂君) 企画理事。 企画・防災部門理事海津清美君) 第3次総合振興計画のこれまでの経緯と申しますか、そういったことでございますね。  まず、平成16年度で基礎調査を行っておりまして、ここの中で村の現状とか今後における課題等の整理を行っております。それから、庁内検討会の開催。これは村の課長補佐クラスでございまして、より実効性のある計画策定等を行うために、その中で施策の進捗状況、これまでの第2次の進捗状況調査、あるいは基本構想基本計画の素案、これの策定などを行っております。ここで9回ほど会議を開催いたしまして、そういった検討を行っております。  それから、総合開発審議会でございますけれども、これは条例に基づきまして、総合振興計画の内容につきましてのご審議等をいただいたところでございまして、16年12月に諮問をいたしまして、この中で委員の皆様方、議会の先生方を初め教育関係、県の職員あるいは各一次産業に携わる関係者の皆様方、大体25人程度で構成しておりますけれども、そういった村の総合開発審議会をこれまで6回ほどの会議を開催いたしました。  そして、最終的には平成16年12月に諮問いたしまして、平成17年11月28日に答申をいただいておるところでございます。  そのほかに、いろいろな四役あるいは庁議などを開催して、いろいろ検討してまいったという、大体そういう経緯でございます。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) そうしますと、コンサルも入っていますね。庁内においても相当入っているという中でお聞きしたいんですが、まず計画の方に入ってもいいですか。一緒だと思って理解しているんですが、構想と計画。資料が二つあって、基本構想基本計画になっているんですけれども、基本計画の部分に入っていってもよろしいですか。(「構想だけ」の声あり)構想だけ。はい、では次にまたいきます。  その中で、では私また一緒かなと思っていたんですけれども。では、計画に入ってからもう1回やります。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) この資料二つの中で質問してよろしいですね。はい、わかりました。いいですね。  そうしたら、こちらの方の38ページ。量子科学研究機構等の誘致、それから放射光施設の誘致とありますが、この放射光施設の誘致は、村の方でたしか調査した経緯があるように記憶があるんですが、今これが出てきているということは、その間ほとんど聞かれていなかったんですけれども、これは今、このときの計画を継続してやるということなのか、新しくこれからやるという考え方なのか。そこのところを教えてください。 議長(大湊 茂君) 企画理事。 企画・防災部門理事海津清美君) この量子科学の関係につきましては、平成12年度、放射光施設整備の基本的な考え方を取りまとめた基本計画をつくってございまして、平成13年度には基本設計というふうなことで進められてまいりました。このことにつきましては、先生今ご質問の趣旨であります新たな計画ということではなく、これらの以前に取りまとめをいたしましたそういう計画、これを推進するという意味合いでございまして、新たな計画ということではございません。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) はい、わかりました。そうしますとこの計画、今現在進んでいると理解してよろしいです。でも、その今の答えだとそういうふうに理解できるんですが、庁内で、今現在それについての何らかの動き等はありますか。 議長(大湊 茂君) 企画理事。 企画・防災部門理事海津清美君) お答えします。  今の新むつ小川原開発計画の中で放射光施設の建設というふうなことで、具体的にその計画に盛り込まれておりますものの、現段階では今後その新計画に沿った施策の展開が図られるものと理解しております。以上です。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 3次基本構想で、これからこういった取り組みをしますよというのでは、今の答えで理解しますけれども、13年度にも設計を進めているという中で、今現在まだ絵に書いたもちのような感じに受け取れるんですけれどもこれ、どういうふうに理解すればよろしいんでしょうかね。 議長(大湊 茂君) 企画理事。 企画・防災部門理事海津清美君) 先ほど申しました基本計画に基づきまして、これは県の方に要請いたしておるわけでございますけれども、県としてもいろいろと国との調整を図りまして、その補助金等を活用して整備を図る方向でいろいろと調整を図ってきたところでございますけれども、なかなか量子科学全般ではなく、放射光施設自体を青森県が事業主体となって今後進めていただきたいというような方向性が出ているわけでございますけれども、今県もいろいろ放射光にかかわる調査等実施しているところでありますけれども、今のところまだ具体的なスケジュール等は示されていないというのが現状でございます。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 多分、何度聞いても同じような答えだと思うんですけれども、我々普通考えるのは、構想があって計画があれば、これ当然進めていくものだと理解しているんですが、何かそういうふうになっていないようなので、この辺もう少し検討すべきではないのかな。全体にも言えることなんです。  それからもう一つです。これ同じような感触で私とらえていますけれども、ここに六ヶ所高校の存続について、今までやっていることは書いています。実際にです。通学バスの補助金でしょう、それから奨学金の対応事業ですか。こういったものは今やっていることなんです。でも、今現在たしかこれは六ヶ所高校、このままではだめだということで、会をつくって教育特区とか、さまざまなことも今現在やっているはずなんですけれども、それらが全然盛り込まれていない。やってきたことだけは載せているんだけれども、今現在やっていることですら盛り込まれていない。けれどもこれは16年度から始まっているわけなんだけれども、その辺はどうとらえればいいんですか。 議長(大湊 茂君) 企画理事。 企画・防災部門理事海津清美君) 六ヶ所高校の記述の部分でございますけれども、実は、当初この六ヶ所高校の存続につきましては記述がなかったわけでございますけれども、先ほど申し上げました村の開発審議会、この中に六ヶ所高校の校長先生も入っておられるわけでございまして、その中で県が示しておりますような方針といいますか、そういったことで、六ヶ所高校の分校化といいますか、そういった話が出たわけでございまして、そういうことから早急に何かそういう対策を講ずるべきであるとのいろいろご意見がございまして、審議会の中でいろいろ議論がなされまして、今回村の総合振興計画の中に、六校の存続について記述をしたというふうな経緯がございます。  ここで、授業料とか通学バスの助成ですが、そういう負担の軽減を図るということと、もう一つは、生徒一人一人が社会で活躍できる人材育成に努めるというふうなことで、こういう各種対策を講じた上で、村としても入学者の確保に努め、加えて高校の存続を図るということで掲げてはございますけれども、なかなか具体的なカリキュラム等につきましては、県立高校という高校でございますので、難しいというふうな考え方でございます。以上でございます。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 確かに県立高校という枠組みの中で考えるのは難しいかもわからないんですが、今現在、実際やっているわけですよね。何とかしなければならないということでさまざまな検討をしているにもかかわらず、例えばスーパー高校だとか専門学校だとか、いろいろな名称があるんですけれども、いろんなことを考えてやっているにもかかわらず盛り込まれていないことについて、何でなのかなという疑問を私は感じるんですね。ですから、今理事が言ってくれたんですが、この辺どうですか。担当の方ではもう少し考えていることがあると思うし、この構想計画に、今の高校の存続についてもっと突っ込んだ意見を、考え方を載せられないのか、載せられるのか。逆に言えば載せる方法を検討するべきでないかなと思うんですが、その辺の考え方も教えてください。 議長(大湊 茂君) 教育次長。 教育次長(服部栄一君) 2番議員にお答えいたします。  実は、全員協議会のときにも助役の方にお話が、岡山議員の方から出ていましたんですけれども、その中で、では具体的に折り込む方法がないのかということだと思うんですけれども、そこの部分については、まず助役も回答していますけれども、要は県立高校がゆえに、そこの部分についてはなかなか抽象的な表現にとどまっているというふうな回答をしたかと思うんですけれども。その中で、今企画の方でこれをまず計画の中に、これ資料ですけれども、その中に折り込まれていない文言について、企画の理事の方とその辺詰めてみます。詰めてみて、できるのかできないのかその辺もありますので、後でそこの部分についてはきちんと回答したいというふうに考えております。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) わかりました。ただ、こう見ていれば、県立高校なんだけれども、通学バスとかの助成は村の方でやっているわけですので、多分方法を考えれば、何らかの方向づけができるのではないのかなと。できることであればこの計画、それから構想の中に文言として、六ヶ所高校これだけ注目されているし、存続させなければならないのであれば、当然やっていることも必要ですけれども、これから検討していることも載せて、何とか六ヶ所高校の生徒がふえるように。聞くところによるとことしは50人プラス何人でしたか、63名と、今までにない大幅にふえて、これも村が、周りが一生懸命いろんな対象を考えた結果ではないのかと。だからやはり、できないと言えばいつまでもだめなんですよ。そして、できる方法を考えればどんどんいい方向にいくと思います。ぜひ六ヶ所高校については、そういう方法で計画の方にも載せていただき、ますます六ヶ所高校が地域と六ヶ所村のみならず、他町村、近隣町村からも必要な高校になるように、ひとつ進めていってほしいなと思います。これについてはこれで終わります。  次に、バイオマスについて、農業等における環境負荷の軽減。バイオマス。これについては現在いろんな施策をし、堆肥問題さまざまやっていますが、この同じページの中でバイオマスの活用をするとあります。これから計画の実際的な計画には載せていないんですけれども、その次の段階でやっているということになるかと思うんですけれども、実施計画ですか。この辺具体的に、ここ特に環境整備を図る上では、もう時間が余りないと思うんです。今現在進めているその先にバイオマスを含めた環境負荷の軽減ということで、どの程度まで今考えていて、これに載っているのかは教えていただけますでしょうか。 議長(大湊 茂君) 企画理事。 企画・防災部門理事海津清美君) 今の新計画の素案の中でも示されておりまして、研究開発機能の展開ということで水素を軸とした資源、事業、国、地域の枠を超えたというふうな表現を使っておりますが、ボーダレスなエネルギーシステムの創出ということをうたっておりまして、その中で、むつ小川原地域にバイオマス、天然ガス、水素等のクリーンエネルギーの利用等に係る研究開発や実証試験等の集積を進めるというふうな素案の中での方向づけになっておりまして、具体的なプロジェクト名とかそういうことにつきましては、まだここで載っておりませんけれども、そういった基本的な方向を示しております。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 私が余り突っ込んで聞き過ぎている嫌いがあるかもしれないんですが、構想計画だからこのくらいというやはりある程度目標計画となれば、目標があってもいいのではないのかなというふうな気がします。これについては、ではいいです。バイオマスについても少し私も聞いておりますので。  あと、今直接関連はしていないんですが、例えば一次産業の中でもって、農道の整備等を図りますとあります。これ非常に大事なことだと思います。しかし、5年先、10年先、遠くの森ばかりみて、足もとの木を見ていない部分がある。そういう嫌いがあるんです。具体的なことを申しますと、農道の整備で、春作業をやるためには農道の除雪、これはやっています。けれども春、雪が消え始めて、みんなが除雪を始めています。けれどもまだ農道の除雪の予算がとれていない。だからまだできない。それから、当然予測されているんだけれども、ことしの予算の中には、来年度の農道の除雪にも計上されていない。この辺いかがなものかと思うので、それはこれからやはり遠くばかり見るのではなくて、足元も見てやっていただきたいなというふうな思いがします。そのようなものですから、余り計画の段階で私がコメントを求めるのもどうかなと思いますけれども、いずれにしても現状とあっていないようなところもあるので、できれば整合性をとれるように、理事それから役職者の知恵を結集した基本構想計画にしていただきたいなと、そういうふうに要望して私の質問を終わります。 議長(大湊 茂君) 次に、1番。 1番(高橋文雄君) 私は、1点だけお聞きしたいと思います。  第4章の今後の方向性の中で、既存集落の居住環境のところがあるわけですけれども、居住環境といいますと、やはり一番六ヶ所で今当面問題になってるのが、平沼地区だと思うんです。平沼地区のいわゆる三沢対地射爆場の対応だろうというふうに思っております。環境保全特別対策委員会でもるる努力しながら、行政でも一生懸命陳情なんかをやっています。その中で、今後の10年間の人口の問題もありますけれども、今現在、やはり個々の対応といいますか、村内に移転していく上には、これはもう我々努力していることですから問題ないと思うんですが、村外に移転していく人がいるわけです。そうしますと、これを向こう10年間放置しておくと、非常に虫食い状態に移転していくのではないかと予想されるんですが、この10年間の構想の中で、行政の方から集団移転とか、そういうふうな形でその平沼地区の自治会等に働きかけをする構想があるのかないのか。その点をお聞きしたいと思います。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 平沼地区の一部の区域でございますけれども、現段階でも集団、個々の移転をなさっている方もございますが、この点につきましては、環境保全の特別委員会でもさまざまな考え方のご議論がなされているということはご承知のことと思います。ここの集団移転の考え方を、行政側から自治会、あるいは地域住民の方々に働きかけるという段階の考え方なんですが、一つは、やはり地域の方々の集団移転に対してどういう考え方を持っているのか。そういうところを把握しないと、なかなか移転に対してはさまざまな考え方がございますから、例えば国の方にお願い、要望するにしても、こちらの方から現段階ではおのおののそういう考え方もありますから、まず始めに一つに考え方として、地域の方々の集団移転に対してのどれくらいその要望等々があるのかどうか。それに対してやはり行政がこたえるという考え方の方が、私は現段階ではそう思っております。ただ、これもいろいろ第一種、第二種区域の、ご承知のとおりその設定の問題等々もありまして、集団移転についてはそちらの区域設定の方との関係もあるものですから、その方向性が地域住民がどうそれを考えているのかというところも把握しながら取り組まないと、行政が何か集団移転をしますので、例えば村内の地域に希望を出して集団移転を実現できれば、これは人口等々の考え方をいろいろと方向性を見出すことができるんですが、今の段階ではそういう考え方を持っております。 議長(大湊 茂君) 1番。 1番(高橋文雄君) よくわかりました。ただ、今後の計画として農地の問題、遊休農地の問題、いろいろこの構想の中にあるわけですよね。遊休地の活用。そういうふうな意味では、10年という個々に任せる、意見を聞かないでというのは非常に長い時間だと思うんですよね。それをどちらの方から声を出すのかというのが、やはりこれは村が基本的な構想の中で、こういう構想なんだよというふうなものを、やはり早期に打ち出すことも必要ではないのかなというふうに思います。あくまでもこれ構想ですから、私の意見としてとらえていただきたいんですが、そういうふうな考えを持っておりますので、今後検討いただきたいなというふうに思います。私、質問を終わります。 議長(大湊 茂君) 9番。 9番(橋本隆春君) 国民保護法というふうな記述がありますが、当然、我が村は原子力の関連施設があって、原子力災害等々も考えられる。当然そういう不安定な状況の中で、いわゆる万が一の有事というふうなことも考えられるわけでございますが、当然この国民保護法の策定に当たっては、我々村のどういうふうな形でやるのかちょっと私もわかりませんけれども、村独自の国民保護法の計画というものをつくっておくのかどうなのか。ちょっとお聞きしたいと思います。 議長(大湊 茂君) 防災環境課長。 防災環境課長(久保勝廣君) それでは私の方から、国民保護法についての村の考え方をご説明させていただきたいと思います。  まず、国民保護法は、武力攻撃等の緊急事態において、国民の生命、身体及び財産をいかに守るかについて、国、地方公共団体、指定公共機関の役割等を定めている法でございます。その中で、住民の避難、被災者の救援、武力攻撃に伴う災害への対処、国民生活の安定のための措置がその内容でございまして、国ではこの国民保護法の制定をいたしておりまして、この3月に県の方で、県の国民保護法に対する条例を制定しておりまして、その後、村として今年度18年度に国民保護の関係の条例を制定したいと。独自のものを制定したいというふうに考えておりますので、ご協力のほどをお願い申し上げたいと思います。以上でございます。 議長(大湊 茂君) 9番。 9番(橋本隆春君) そうすると、先ほど言いましたとおり当然、原子力災害、防災という部分もかかわってくる部分があるし、村としてはそれについてはやはり独自につくるということですね。とすると、やはり今後いろいろな、例えば前にもありますけれども、いわゆる原災法15条の災害本部の設置というふうなことになってきますと、大きな原子力災害が起きたとすると、いわゆる総理大臣が本部長になってそういう発動をするわけでございますけれども、これからそういうふうな部分でつくっていくという、いわゆる国民保護法と、それから原子炉災害の部分というものの整合性というものも非常に絡んでくるのではないかなというふうに思いますので、その辺のところも踏まえて策定の際にはやっていただきたいなというふうに思います。できたときには、ぜひ私どもにそれを見せていただきたいなというふうには思いますけれども。この辺、要望して終わります。 議長(大湊 茂君) ほかにありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 質疑がないようですので、これより討論を行います。  討論はありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 討論がないようでありますので、これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第37号第3次六ヶ所村総合振興計画基本構想の策定について、原案どおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認め、したがって本案は原案どおり可決されました。  休憩をいたします。15分まで。                (休憩) 議長(大湊 茂君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  議案第38号を議題といたします。  詳細について、担当課長の説明を求めます。上下水道課長。 上下水道課長(小泉幹雄君) 議案第38号についてご説明いたします。  504ページをお願いいたします。  議案第38号不動産の取得について。  下記のとおり土地を取得したいため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  取得する土地、六ヶ所村大字平沼字道ノ上55番39、91番1、61番1の一部。取得面積、1万6,274平方メートル。取得価格9,764万4,000円。取得の方法、売買。取得目的、南部処理場建設用地及び修景施設用地。契約の相手方、六ヶ所村大字平沼字追舘111番地、高松政二外4名。  提案理由といたしましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により提案するものでありますので、よろしくお願いいたします。 議長(大湊 茂君) 説明が終わりました。これから質疑を行います。  8番。 8番(橋本 勲君) よその議案を見ますというと、資料が出ているのでありますけれども、たしか私が見落とししていなければ、この38号議案については位置とかそういったものはない。そこでお聞きしたいのでありますが、これ地元で、大変失礼前にも1回説明を受けたような気がするけれども、場所がどこだったかなと。道路の東側だったのか西だったのか、ちょっと記憶がないわけですから、その辺だけちょっとお知らせ願いたいということと、1万6,274平米の9,700万というと、平米幾らになるのか。私の計算だと1反部600万になるのかな。この現況は何なのか。畑なのか水田なのか原野なのかわからんけれども、その場所によっては私は大分高いなという思いがするものですから、質問しております。その辺を教えてください。 議長(大湊 茂君) 上下水道課長。 上下水道課長(小泉幹雄君) お答えいたします。  場所的には、平沼のシジミの棚田といいますか、駐車場がありますけれども、その向かい側といいますか(「道路の西側」の声あり)そうですね。先生おっしゃったように平米6,000円でございまして、これは不動産の鑑定の評価に従いまして、平米6,000円でお願いしております。  なお、地目については原野、それから田の部分。原野の部分は380平米、それから田が1万2,794平米と3,100平米、合計で1万6,274平米でございます。以上です。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 価格については、鑑定評価をとったということですが、これはどこの鑑定評価の人が当たったのか。それから、実際原野が380平米とある。そうするとほとんど地目は田んぼだということですか。それで、現況はどうなっているのか。ほとんど田んぼを耕作しているのか。その辺も教えてください。 議長(大湊 茂君) 上下水道課長。 上下水道課長(小泉幹雄君) お答えいたします。  現況で田として耕作しているのは、1万2,794平米でございます。あとは、田としては活用していません。
    議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 最後に、助役、私も素人だから全く土地のものはよくわからないし、鑑定をかけたということだから仕方ないが、助役、客観的にそれこそ高いと思いませんか。どう思います。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) それぞれの公共用地を購入する段におきまして、その地域の評価をどうすればいいのかという考え方のもとで、これまでもいろいろの周辺の地域の価格等々もございます。一つは今のこの考え方については、鑑定評価の専門の方にお願いをしまして、その鑑定をしていただいた。私はこれを尊重したいと思っております。高い安いというのは、それぞれの評価がございますから、今申し上げることはできませんのでご理解いただきたいと思います。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 価格の面についてはよくわかりました。  そこで、今度お願いがありますが、ここでせっかくよその課は資料を出しているものですから、位置がどこだというのをすぐわかるように、今度資料を添付するようにひとつお願いして、この件について終わります。 議長(大湊 茂君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 質疑がないようですので、これより討論を行います。  討論ありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 討論ないようでありますので、これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第38号不動産の取得について、原案どおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認め、したがって本案は原案どおり可決いたしました。  次に、議案第39号を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。財政課長財政課長桜井政美君) 議案第39号についてご説明いたします。  505ページをお願いいたします。  議案第39号南部処理区管渠第1号工事請負変更契約の締結について。  平成17年9月9日工事請契約を締結した南部処理区管渠第1号工事について、下記のとおり請負変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます  工事の名称、南部処理区管渠第1号工事。変更の目的、契約金額の変更でございます。契約金額、変更前5,596万5,000円、変更後、5,925万450円。増額分といたしましては328万5,450円になります。契約の相手方、青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字二又19番地、東和建設株式会社代表取締役、川畑利光氏であります。  提案理由といたしましては、本工事の汚水管の布設は、推進工法で施工しているが、地下の障害物の影響により、一部汚水管の破損が確認されたことから、汚水管の布設がえに伴う設計変更が生じたため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものでありますので、よろしくお願いいたします。  詳細については、財政課の資料を配付してありますので、ごらんいただきたいと思います。  1ページでございますが、1ページにつきましては割愛させていただきます。  2ページをお願いします。  平沼地区でございまして、円で囲んでありますけれども、円の中の道路の部分で赤の着色をしてありますけれども、八森に行く方から平沼の中心街の方に入っていくところでございます。ちょうど中間地点に平沼燃料ですか、その辺の部分でございます。  3ページ、お願いします。  道路の推進工法部分でございますけれども、153の2の方から発進しまして、153の3に到達する工事でございます。途中で何らかの障害物により推進できなかったということで、開削工法を採用したということでございます。よろしくお願いいたします。 議長(大湊 茂君) 説明が終了いたしました。  これから質疑を行います。8番。 8番(橋本 勲君) 財政課長に聞きますがこれ、何かの事情と言ったけれども、その障害物の影響と提案理由の中にあるけれども、これはやはり木の根っこでいったのか、どこかの残砂を捨てた何かにぶつかったのかはわからないわけですね。不明なわけですね。その辺。 議長(大湊 茂君) 財政課長財政課長桜井政美君) 直接現場は、私の方で担当しておりませんので確認しておりませんけれども、うちの方で契約行為をしているものですから、報告を受けていることでお知らせしたいと思います。  開削した時点では、障害物は取り払われていたということでございます。というのは、水量が多いため、開削した時点でそれがなくなったといえばなんですが、木ではなかったかなということで報告は受けておりますけれども、開削した時点では障害物がなかったということでございます。一応、推進しているうちに、管が小さい管なものですから、200パイなものですから、少しの障害でもなかなか抵抗があって押せないということで、何か、径口がゼロから1トンぐらいは押していくんだけれども、その部分では10トンも負荷がかかったということで、押していけなかったということでございます。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) そこで、そうすると、そこをどう変更するということですか。同じことをやったらまたいかれるでしょう。これ、地面があいていないけれども、その辺の変更をどう変更するということですか。 議長(大湊 茂君) 財政課長財政課長桜井政美君) 資料に説明がなくて申しわけありませんけれども、一応矢板工法を採用し、民家も多いものですから側溝なんかも撤去しなくてはならないし、矢板工法を採用して、2メートル、3メートル近くのところに管を布設するものですから、矢板も6メートルぐらいのものを打ってやらなくてはならないということで、メーター当たりにしては工事高になっております。 議長(大湊 茂君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 質疑がないようでありますので、これより討論を行います。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 討論がないようでありますので、討論を終わり、これより採決に入ります。  お諮りいたします。  議案第39号南部処理区管渠第1号工事請負変更契約の締結について、原案どおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認めます。  したがって、本案は原案どおり可決いたしました。  次に、議案第40号を議題といたします。  助役、退席願います。                (助役戸田 衛君退場)  村長の説明を求めます。 村長(古川健治君) それでは、議案第40号についてご説明申し上げます。  506ページをお願いいたします。  議案第40号は、六ヶ所村助役の選任についてであります。  助役の戸田 衛氏の任期が平成18年3月25日をもって満了となるため、引き続き助役に戸田 衛氏を選任したいため、地方自治法第162条の規定により同意を求めるものでございます。  ぜひとも満場一致のご同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 議長(大湊 茂君) 説明が終わりましたので、質疑を許します。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 質疑がないようでありますので、これより討論を行います。  討論はありませんか。3番。 3番(高橋源藏君) 助役の選任事項でございますけれども、戸田 衛氏は2人の村長に仕えたと私は覚えています。村長、村長が選任したのではなくして、前の選任の方を引き継いだということで、村長よくピンチヒッターという言葉をたまたま聞き及んでいますけれども2人に仕えて、最初のころは行政運営にはたしか村長も戸惑いを感じたと思います。それについて、女房役として戸田 衛氏は十二分に助役の任を果たしたと私は評価しております。そういう観点から、満場の同意を得ることを希望しつつ、私は同意、賛成します。 議長(大湊 茂君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) なし。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第40号六ヶ所村助役の選任について、原案に同意することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認めます。  したがって、本案は原案に同意することに決しました。                (助役戸田 衛君入場)  次に、議案第41号を議題といたします。  地方自治法第117条により、11番種市敏美議員を除斥いたします。                (11番種市敏美議員退席)  次に、種市収入役、退席願います。                (収入役種市秋光君退場)  村長の説明を求めます。 村長(古川健治君) それでは、議案第41号についてご説明申し上げます。  507ページをお願いします。  議案第41号は、六ヶ所村収入役の選任についてでございます。  収入役の種市秋光氏の任期が平成18年3月25日をもって満了となるため、引き続き収入役に種市秋光氏を選任したいため、地方自治法第168条第7項の規定により同意を求めるものでございます。  ぜひとも満場一致のご同意を賜りますよう、よろしくどうぞお願いを申し上げます。 議長(大湊 茂君) 説明が終了いたしました。  これから質疑を行います。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 質疑がないようでありますので、これより討論を行います。  討論はありませんか。  3番。 3番(高橋源藏君) 収入役の選任でございますけれども、私も1期収入役の経験がございます。見る人は、六ヶ所村は財政に豊かだ、収入役は楽ではないかと、こういう人もいます。ですけれども、紙切れ1枚で1億の金が動いたりなんかする場所でございまして、それも経験がありますけれども、そういう観点から、村の財政状況等をよく把握し、大過なく過ごした種市秋光氏を満場で選任されますことを私は望みつつ、賛成いたします。 議長(大湊 茂君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) お諮りいたします。  議案第41号六ヶ所村収入助役の選任について、原案に同意することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認めます。  したがって、本案は原案に同意することに決しました。
     11番種市議員の除斥につき、除斥を解きます。                (11番種市敏美議員入場)                (収入役種市秋光君入場)  ここで、助役並びに収入役に再任されたお二人にごあいさつをいただきます。助役。 助役(戸田 衛君) 助役再任に当たりましてのごあいさつを申し上げます。  議員の皆様の心温まるご理解、ご支援によりまして、引き続き助役としてご同意賜り、身に余る光栄と心より感謝を申し上げます。  これまで4年間、議員の皆様から叱咤激励を賜りながら、古川村長のもとで懸命に職務を行ってまいりましたが、至らぬ点が多々あったことと改めて顧みている次第であります。この上は、村長を補佐する職責の重さをしっかりと心に刻みまして、これまでの経験を生かし、微力ながら村発展のため、村長の掲げる施策が着実に進展いたすよう、最善の努力を傾注してまいる所存でございます。  どうか、今後とも変らぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではありますが、ごあいさつといたします。本日は、ありがとうございました。(拍手) 議長(大湊 茂君) 次に、収入役のあいさつをお願いいたします。 収入役(種市秋光君) それでは、私からも一言お礼のごあいさつをさせていただきます。  ただいまは、議員の皆様の深いご理解のもと、収入役の再任にご同意を賜り大変感謝いたしております。身に余る思いでございます。  これからは、村発展のために浅学非才ではございますが、古川村政を支え頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。本日はまことにありがとうございました。(拍手) 議長(大湊 茂君) 日程第2、委員長報告を行います。  総務教育常任委員長。 総務教育常任委員会副委員長(岡山勝廣君) 総務教育常任委員長が欠席しておりますので、かわりましてご報告申し上げます。  去る3月7日、当委員会を開催し、六趣製造工場の運営計画について、慎重審議いたしました。担当課より、同工場の管理運営については、六ヶ所地域振興開発株式会社に委託することとし、販売についても同社が村内を中心とした卸売りと直販を行う計画であるとの説明がありました。  当委員会としては、運営に当たっては地元にメリットがあるように、経営に当たっては最善の努力をしていただくよう、村当局に要請いたしました。  なお、今後5カ年の収支見込額については、次回の委員会において資料と説明を求めることといたしました。  また、教育委員会より、六ヶ所高等学校存続対策協議会に、同検討部会から提言のあった六ヶ所高等学校のあるべき将来像についての説明と報告がありました。  以上で、当委員会からの報告を終わります。 議長(大湊 茂君) 次に、農林水産常任委員長。 農林水産常任委員長(附田義美君) 農林水産常任委員会からご報告申し上げます。  去る3月7日、当委員会を開催し、村当局から平成17年度農林水産主要事業進捗状況及び平成18年度農林水産主要事業の説明を受け、慎重に審議いたしました。  まず、平成17年度主要事業では、ほぼ予定どおりの進捗状況となっていることから、おおむね理解できるものの、事業完了に伴う施設等の利用活用に当たって、事業効果がより高まるように留意して取り組むべきとの意見が特に出されました。  また、平成18年度主要事業では、実施を予定している事業内容について、一応理解できるが、実施に当たって適性を期するとともに、事業完了後は、施設等の円滑な管理運営を図るよう努力していただきたいとの要望がありました。  村当局から、当委員会等の意向を参酌しながら取り組んでいきたい旨の回答がありました。  以上、農林水産常任委員会からの報告とさせていただきます。 議長(大湊 茂君) 次に、建設常任委員長の報告を求めます。 建設常任委員長(種市敏美君) 建設常任委員会から報告いたします。  12月定例議会において、閉会中の継続調査の承認をいただいておりました定住住宅団地建設に伴う先進地調査について、去る2月8日から2月10日までの行程で、当委員会委員5名、事務局3名で北海道当麻町において、定住住宅促進に対する諸施策の状況を確認いたしました。  去る3月7日に当委員会を開催し、調査に基づき審議した結果、本村の地域特性に的確に対応した定住促進における諸施策展開の必要性を委員一同確認したところであります。  詳細につきましては、別紙報告書のとおりとなっております。  今後の本村の定住促進を図る上で、大変有意義な先進地調査であり、この場をお借りいたしまして先進地視察調査の機会をご承認いただきました議会並びに村当局の協力に対し、厚くお礼申し上げまして、建設常任委員会からの報告を終わります。以上です。 議長(大湊 茂君) 次に、むつ小川原開発対策特別委員長の報告を求めます。 むつ小川原開発対策特別委員長(高田竹五郎君) むつ小川原開発対策特別委員会からご報告申し上げます。  去る3月8日、委員会を開催し、平成18年度の委員会活動について慎重審議いたしました。  当委員会としては、企業誘致の促進についてと、国際核融合エネルギー研究センターの早期着工について、引き続き調査、審議していくことといたしました。  また、今後の委員会審議の参考に資するため、核融合開発研究の拠点であり、国際熱核融合実験炉イーターの建設運転に必要な炉心プラズマ技術の研究開発、原型炉に向けた研究開発を行っている独立行政法人日本原子力研究開発機構、また核融合研究所等の調査を行うことといたしました。  なお、新むつ小川原株式会社から、特別土地保有税の納税義務の免除にかかわる徴収猶予期間の延長申請が提出されたことに対して、村としての基本的考え方について説明を受けました。  以上で、当委員会からのご報告を終わります。 議長(大湊 茂君) 次に、環境保全対策特別委員長の報告を求めます。 環境保全対策特別委員会副委員長(高橋文雄君) 松本環境保全対策特別委員長が欠席しておりますので、かわりに報告いたします。  環境保全対策特別委員会よりご報告いたします。  去る3月8日に開催した当委員会についてでありますが、環境保全対策の一環として、2月20日に実施した青森県原子力センター及び財団法人環境科学技術研究所の調査結果について報告、取りまとめの審議並びに当委員会付託事件を審議いたしました。  現地調査の概要は、青森県原子力センターが原子燃料サイクル施設を初めとする、県内の原子力施設の立地に伴い、総合的な監視機関として平成15年に設置され、環境モニタリングを通じた監視や、安全確保のため、村と連携し施設等への立ち入り調査、現場確認を実施しております。  環境科学技術研究所は、原子燃料サイクル施設の建設を契機として、原子力と環境のかかわりをメーンテーマに各種先進的な調査研究を行っており、将来は地域産業に貢献できる研究所を目指しているとのことでありました。  次に、付託事件についてでありますが、当委員会はこれまでも主として基地対策について活動をしてきた経緯があり、平成17年度においても当村に設置運用される防衛施設周辺の障害緩和のため、行政側と連携し、国に対する要望等に同行するなどの活動を実施してまいりました。しかしながら、国の諸対策は法令等の制約により、大きく進展していないのが現状であります。当委員会としては、周辺住民の障害緩和のため、平成18年度においても、これまでと同様基地対策を重点として諸課題の審議調査を実施していくこととし、また審議の必要上、演習場等防衛施設の県外調査を実施することといたしました。  以上でご報告申し上げます。 議長(大湊 茂君) 本定例の全日程を終了いたしましたので、ここで村長より発言を求められておりますので、許可いたします。 村長(古川健治君) それでは、一言お礼のごあいさつを申し上げます。  本議会定例会に提案させていただきました助役、収入役の選任にかかわる人事案件を初め平成18年度の予算案等含め報告1件、議案41件のすべてを原案どおりご議決ご同意、ご承認賜りましたことに対し、心から深く感謝を申し上げます。  審議の過程でご指導賜りました多くの事柄につきましては、新年度の行政運営にぜひとも反映させていきたいと、こう思っておりますので、今後ともより一層の力添え、ご指導、ご支援を賜りますようお願いを申し上げて、お礼のあいさつにかえたいと思います。ありがとうございました。 議長(大湊 茂君) これをもちまして平成18年第1回六ヶ所村議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでございました。 議事録の顛末を証するためここに署名する。 平成18年 6月 2日     六ヶ所村議会議長  大 湊   茂     議事録署名者    高 橋 文 雄     議事録署名者    相 内 宏 一     議事録作成者    議会事務局長   佐 藤   健               議会事務局次長  野 坂 純 子               臨 時 職 員  田 中 夏 生 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....